任意整理後のクレジットカード



任意整理後はクレジットカードは持てないと思いましょう。

カード9

任意整理は、「債務整理」の手段のひとつで、借金返済のめどが立たなくなった債務者が、弁護士などに依頼して債権者(金融業者など)と交渉し、借金の減額や返済計画の見直しを行って、可能な形で借金返済を行っていくことです。債務整理の方法には、任意整理のほかにも自己破産や個人再生などの方法がありますが、任意整理は、最もよく用いられる方法とされています。


特に質問が多いのが、任意整理後のクレジットカードについての質問や情報です。実際、弁護士事務所などにも、任意整理後のクレジットカードについての相談が増えているようで、その相談内容は、つまりは「任意整理後に、クレジットカードを作れるのか?」というものです。

結論から申しますと、任意整理後のクレジットカードは、当面は難しいでしょう。といいますのは、任意整理後は、債務者についての信用情報が記録されます。いわゆる「ブラックリスト」で、金融機関や、当然クレジットカード会社も、これを見ることができるのです。したがって、この信用情報が残っている間は、クレジットカードを持つのは非常に難しいと考えるべきです。

この信用情報は、通常、任意整理後約5年~7年間は残ることになります。この期間を過ぎれば、その人が任意整理をしたという記録がなくなりますので、クレジットカードの審査も受けられます。それまでは、任意整理後のクレジットカードはあきらめて、信用情報がきれいになるのを静かに待つべきです。もしブラックリストに載っている状態でもクレジットカードの審査が通るとすれば、それは、審査の甘さと裏返しに、金利がべらぼうな業者でしょう。

そもそも、任意整理後は借金の計画的な返済のために、生活は相当に切り詰めていくことになるはずです。ところがクレジットカードを持つと、金銭感覚が甘くなるというか、わりと気軽に大きな買い物をしてしまいがちです。無駄な出費を抑えるという意味でも、任意整理後のクレジットカードは、たとえ作れたとしても、よくよく慎重にならねばならないと思います。

持つことのできるカード

任意整理を行っても持つことのできるクレジットカード
任意整理を行うと、現在の借金返済の負担を減らせるかわりに、「任意整理を行った」という自らの信用情報が、信用情報機関に記録されます。これは金融機関に公開されており、それによって、任意整理後の日常生活に様々な影響があらわれます。これは自らの借金が招いたことなので、致し方ないでしょう。

その影響のひとつが、クレジットカードについてです。債務状況にもよりますが、任意整理を行うと、基本的にはクレジットカードが使えなくなります。クレジットカードというのは、利用者の買い物の代金をカード会社が一定期間肩代わりするようなものです。クレジットカードは、利用者とカード会社との信頼関係が前提にあって成り立つものなのです。

しかし任意整理を行い、先ほどあげた信用情報が記録されると、その信頼関係が成り立たなくなり、クレジットカードの使用は難しくなります。
ですから、任意整理後にクレジットカードを新しく作成するのも、もちろん難しいでしょう。

とはいえ、クレジットカードは生活に便利なもの、任意整理をして使えなくなるのは不便です。そういう時は、クレジットカードと同じような機能を持ったデビットカードがおすすめです。デビットカードは、商品購入時に銀行口座などから即時あるいは数日後までに引き落として支払うカードで、決済までの期間がクレジットカードより短いため、基本的に無審査で使えます。こういったものも利用しながら、任意整理で生活の建て直しを行いましょう。

自己破産の相談の前に

多くの方が債務整理にはどのような方法があるかもご存じないと思います。債務整理には「任意整理」「特定調停」「個人再生」「自己破産」と大きくこの4っつの方法があります。どのような方法があなたに最適なのか、まずシミュレーションしてみると、いいかもしれません。

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