自己破産前に換金してもばれない?

【読者の質問】自己破産前の換金行為について教えて下さい。

どうして2

個人で自己破産を考えています。

先日、車の買取価格を査定してもらったら、20万円を超えていました。ネットで調べると、20万円を超える資産があると管財事件というのになるようで、

そうすると弁護士費用も多くかかるようなので、売って現金にしてしまおうかと思います。

このようなことはしてはいけない行為なのでしょうか?これは自己破産手続において、何か問題になるでしょうか?


自己破産直前に換金したりするのはご法度行為です。

自己破産をした管理人の体験から言えば、

自己破産直前に換金したりすると、免責不許可事由になる場合があるので、絶対にしてはいけません

自己破産のとき換金_01
自己破産のとき換金_02
自己破産のとき換金_03
資産性の高いものを現金化して
使ってしまうと厳しく問いただされます。

借金整理で自己破産を申請すると、借金をゼロにすることができる代わりに高額な財産はすべて処分して換金し、少しでも債権者への返済に回すことが求められます。

原則20万円を超える財産は処分対象になりますが、通常の生活をするために必要な家具や家電など生活用品を売却する必要はありません。

例え自己破産の申請をする場合でも、日常生活は守られているわけです。

ただし高額な財産や、生活に支障がなく資産価値があるものについては没収されて、裁判所へ納める必要が出てきます。

車の場合も同様です。換金して裁判所へ納めることが必要になります。


自己破産のときはすべての通帳を預けることになる

自己破産の手続きが開始されると、破産管財人に預金通帳をすべて渡すことになります。全ての通帳をチェックして、何かお金のおかしな流れがないか調べられるのです。

資産価値が高いときの自己破産_01
資産価値が高いときの自己破産_02
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資産価値が高い品物の換金には要注意

通帳をチェックする中で、少しでもおかしな流れがあると、すぐに管財人から確認の電話がかかってきます。

質問者さんの場合、資産を調査する上で、車の車検証や車の保険についても開示する必要があります。

また、高級車の場合はあらかじめ見積書をとっておいて、その見積書を提示して価値がないことを証明する必要が出てきます。

もしその時に「車は売ってしまった」ということになれば、「ではその代金は裁判所へ納めて下さい」ということになります。

もし「そのお金は使ってしまった」などといったら、即免責不許可事由とされ、免責がおりなくなってしまいます。

不当な財産隠しなどは決してやってはいけません。


自動車のほかにも換価対象となるもの

家具、家電製品の場合も20万円以上の価値があれば、換価処分対象になります。

プラズマテレビなど高級家電製品であるとか、高級家電でなくてもテレビが2台あったりすると換価処分対象になってしまいます。

貴金属なども、当然、換価処分対象です。

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資産価値のあるものの処分には注意を。

仮に自己破産手続きを弁護士に依頼する前に、自分で処分して現金化できたとしても、その事実が分かると免責不許可に該当する可能性が高くなります。

免責が不許可になったのでは、全く自己破産をする意味がなくなってしまいますから、このような行為は決して行ってはいけない行為です。

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